システム開発プロジェクトにおいて、プロジェクトマネージャはプロジェクトメンバーに対して、適切なコミュニケーションをとる必要がある。
プロジェクトメンバーとのコミュニケーションに関して考慮すべき事項として、適切なものはどれか。
ア |
機密性を重視する場合はプロジェクトメンバーを限定した会議を開催する、効率性を重視する場合は電子メールの同報機能を利用するなど、コミュニケーションする情報に応じて方法を選択すべきである。 |
イ |
緊急性や機密性よりも効率性を重視し、常に電子メールや電子掲示板などのコミュニケーション方法を使用すべきである。 |
ウ |
公平性を維持するために、プロジェクト外部のステークホルダとプロジェクトメンバーに対して常に同じ方法、同じ資料を用いてコミュニケーションを採る必要がある。 |
エ |
プロジェクトメンバーに情報を発信する場合は、情報を受け取る義務がプロジェクトメンバーにあるので、情報を受け取ったことを確認する必要はない。 |
答え ア
【解説】
ア |
プロジェクトメンバーとのコミュニケーションでは、機密性を重視する場合はプロジェクトメンバーを限定した会議を開催し、効率性を重視する場合は電子メールの同報機能を利用するなど、コミュニケーションする情報に応じて方法を選択すべきです。 |
イ |
プロジェクトメンバーとのコミュニケーションでは、効率性だけでなく緊急性や機密性を重視しコミュニケーション方法を選択して使用すべきです。 |
ウ |
プロジェクトに関するコミュニケーションは、ステークホルダの立場を考慮して、手段や内容を選択する必要があります。 |
エ |
プロジェクトメンバーに情報を発信する場合は、情報を受け取る義務がプロジェクトメンバーにあるので、情報を受け取ったことを確認し、情報の共有が確実に行われていることを確認する必要があります。 |
【キーワード】
・コミュニケーション手段
【キーワードの解説】
- コミュニケーション手段
コミュニケーションの手段には、次の3つがあります。
- 相互型コミュニケーション
会議、電話、対面の立ち話など相互に意見するコミュニケーションです。
- プッシュ型コミュニケーション
メール配信、手紙、報告書など発信型のコミュニケーションです。
- プル型コミュニケーション
イントラネット、掲示板、ナレッジデータベースなど受信型のコミュニケーションです。
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