オブジェクト指向プログラミングにおける、多相性を実現するためのオーバーライドの説明はどれか。
ア |
オブジェクト内の詳細な仕様や構造を外部から隠蔽すること |
イ |
スーパークラスで定義されたメソッドをサブクラスで再定義すること |
ウ |
同一クラス内に、メソッド名が同一で、引数の型、個数、並び順が異なる複数のメソッドを定義すること |
エ |
複数のクラスが共通する性質をまとめて、抽象化したクラスを作ること |
答え イ
【解説】
ア |
オブジェクト内の詳細な仕様や構造を外部から隠蔽することは、カプセル化です。 |
イ |
スーパークラスで定義されたメソッドをサブクラスで再定義することは、オーバーライドです。 |
ウ |
同一クラス内に、メソッド名が同一で、引数の型、個数、並び順が異なる複数のメソッドを定義することは、ポリモーフィズム(多様性)です。 |
エ |
複数のクラスが共通する性質をまとめて、抽象化したクラスを作ることは、スーパークラスです。 |
【キーワード】
・オーバーライド
【キーワードの解説】
- オーバーライド(override)
スーパクラスから継承されたサブクラスにおいて、メンバー関数を独自の機能で上書きすることで、オーバーライドを可能とする条件として、引数の型と数が統一されている必要があります。
もっと、「オーバーライド」について調べてみよう。
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