デュアルシステムの説明として、最も適切なものはどれか。
ア |
同じ処理を行うシステムを二重に用意し、処理結果を照合することで処理の正しさを確認する。
どちらかのシステムに障害が発生した場合は、縮退運転によって処理を継続する。 |
イ |
オンライン処理を行う現用系と、バッチ処理などを行いながら待機させる待機系を用意し、現用系に障害が発生した場合は待機系に切り替え、オンライン処理を続行する。 |
ウ |
待機系に現用系のオンライン処理プログラムをロードして待機させておき、現用系に障害が発生した場合は、即時に待機系に切り替えて処理を続行する。 |
エ |
プロセッサ、メモリ、チャネル、電源系などを二重に用意しておき、それぞれの装置で片方に障害が発生した場合でも、処理を継続する。 |
答え ア
【解説】
ア |
デュアルシステム(dual system)の説明です。 |
イ |
デュプレックスシステム(duplex system)の説明です。 |
ウ |
ホットスタンバイ(hot standby)の説明です。 |
エ |
二重化によるフォールトトレラントシステム(fault tolerant system)の説明です。 |
【キーワード】
・マルチプロセッサ構成
【キーワードの解説】
- マルチプロセッサ構成(広義)
複数のCPUを用いてコンピュータ(システム)を構築するのは、性能向上のためと、信頼性向上のためがあり、それぞれの例を挙げると
- 性能向上のためのマルチプロセッサ構成としては、密結合、疎結合、クラスタ構成など
- 信頼性向上のためのマルチプロセッサ構成としては、デュアル構成、デュプレックス構成など
である。
もっと、「マルチプロセッサ構成」について調べてみよう。
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