平成29年 秋期 基本情報技術者 午前 問21

コンデンサに蓄えた電荷の有無で情報を記憶するメモリはどれか。

 ア  EEPROM  イ  SDRAM
 ウ  SRAM  エ  フラッシュメモリ


答え イ


解説

 ア  EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)は、トランジスタを用いた不揮発性メモリです。
 イ  SDRAM(Synchronous DRAM)は、コンデンサに蓄えた電荷の有無で情報を記憶するメモリです。
コンデンサに蓄えられた電荷は漏れ電流により失われるため、常に電荷を補充するリフレッシュ操作を行う必要がある、揮発性メモリです。
 ウ  SRAM(Static Random Access Memory)は、フリップフロップを用いた不揮発性メモリです。
 エ  フラッシュメモリ(flash memory)は、NANDやNORのFETを用いた不揮発性メモリです。


キーワード
・DRAM

キーワードの解説
  • DRAM(Dynamic Random Access Memory)
    1ビットをキャパシタ(コンデンサ)とそれを制御するトランジスタ(FET)から構成されるメモリで、キャパシタに電荷が蓄えられているかどうかで、0/1の判断を行うメモリである。
    キャパシタに蓄えた電荷は放電してしまうので、定期的に電荷の蓄え(リフレッシュ)を行う必要がある。
    DRAMのアクセスはクロックの周期を同期してアクセスを行うのでSDRAM(Synchronous DRAM)とも呼ばれる。

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