クライアントサーバシステムにおいて、利用頻度が高い命令群をあらかじめサーバ上のDBMSに格納しておくことによって、クライアントサーバ間のネットワーク負荷を軽減する仕組みはどれか。
ア |
2相コミットメント |
イ |
グループコミットメント |
ウ |
サーバプロセスのマルチスレッド化 |
エ |
ストアドプロシージャ |
答え エ
【解説】
ア |
2相コミットメント機能は、分散されたデータベースで、同時に更新を行うときに矛盾が発生しないようにするための制御方法です。 |
イ |
グループコミットメント機能は、複数のコミットメントをまとめて行いログの書き出し回数を減らして負荷を軽減する方法です。(あまり、一般的な用語ではありません。) |
ウ |
サーバプロセスのマルチスレッド機能は、サーバ側のプロセスを複数のスレッドに分割して、複数のクライアントに対応する方法です。 |
エ |
ストアドプロシージャ機能は、データベースを制御するSQL文などをクライアントが1文ずつ発行するのではなく、よく使用する一連の手続をサーバ側に持ち、クライアントから少ないコマンドで処理を行えるようにすることで、ネットワークの負荷を減らす方法です。 |
【キーワード】
・クライアントサーバシステム
【キーワードの解説】
- クライアントサーバシステム
分散型のコンピュータシステムで、共通で利用する資源(プリンターなどのハードウェア資源、ソフトウェアやデータベースなどの情報資源)を集中的に管理するサーバと、その制限を利用するクライアントに分けたシステムです。
クライアントからの要求にサーバが応えることでサービスを実現します。
もっと、「クライアントサーバシステム」について調べてみよう。
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