非常に大きな数の素因数分解が困難なことを利用した公開鍵暗号方式はどれか。
答え エ
【解説】
ア |
AES(Advanced Encryption Standard)は、NISTによって制定された、米国政府の新世代標準暗号化方式で、共通鍵暗号方式の暗号アルゴリズムです。 |
イ |
DH(Diffie-Hellman key exchange)は、事前の秘密の共有無しに、盗聴の可能性のある通信路を使って、暗号鍵の交換を可能にする暗号プロトコルです。 |
ウ |
DSA(Digital Signature Algorithm)は、離散対数問題に基づく公開鍵暗号を応用して開発された、デジタル署名アルゴリズムです。 |
エ |
RSAは、大きな数の因数分解の困難さを応用して開発された、公開鍵暗号方式の暗号アルゴリズムです。 |
【キーワード】
・暗号方式
【キーワードの解説】
- 暗号方式
暗号には、アルゴリズムを秘密にする暗号方式と、アルゴリズムを公開し暗号・復号に使用するデータ(暗号化鍵)を秘密にする暗号方式があります。(現在、使用されている暗号方式は暗号化鍵を使うものが多い。)
暗号化鍵を使用する暗号方式には、暗号化と復号で同じ暗号化鍵を使用する共通鍵暗号方式と、暗号化と復号で異なった暗号化鍵を使用する公開鍵暗号方式があります。
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