相関係数に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
全ての標本点が正の傾きをもつ直線上にあるときは、相関係数が+1になる。 |
イ |
変量間の関係が線形のときは、相関係数が0になる。 |
ウ |
変量間の関係が非線形のときは、相関係数が負になる。 |
エ |
無相関のときは、相関係数が-1になる。 |
答え ア
【解説】
ア |
正の相関の時には、相関係数は+1になります。(正解) |
イ |
変量間が線形の時には、正か負の相関係数になります。 |
ウ |
変量間が非線形の時には、相関係数は0に近づきます。 |
エ |
無相関の時には、相関係数は0に近づきます。 |
【キーワード】
・相関係数
【キーワードの解説】
- 相関係数
2つの確率変数の間の類似性の度合いを示す指標です。
相関係数の値としては-1〜1の間になり、
一方の確率変数が大きくなると、他方の確率変数も大きくなることを正の相関といい相関係数は1に近くなります。
一方の確率変数が大きくなると、他方の確率変数が小さくなることを負の相関といい相関係数は-1に近くなります。
一方の確率変数の増減に他方が影響されないときは相関が弱いといい相関係数は0に近くなります。
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