平成29年 秋期 応用情報技術者 午前 問28

関係R(ID, A, B, C)のA、Cへの射影の結果とSQL文で求めた結果が同じになるように、aに入れるべき字句はどれか。
ここで、関係Rを表Tで実現し、表Tに各行を格納したものを次に示す。

T
ID A B C
001 a1 b1 c1
002 a1 b1 c2
003 a1 b2 c1
004 a2 b1 c2
005 a2 b2 c2
[SQL文]
SELECT   a   A, C FROM T

 ア  ALL  イ  DISTINCT
 ウ  ORDER BY  エ  REFERENCES


答え イ


解説
射影演算は、SELECT文でSELECT句に選択項目リストを指定し、さらにDISTINCTを付与して重複を取り除いたものと同じなので、関係RのA、Cへの射影の結果は、

a1 c1
a1 c2
a2 c2
になり、これをSQL文で表すと
 SELECT DISTINCT A, C FROM T
(イ)になります。


キーワード
・射影

キーワードの解説
  • 射影(projection)
    データベースでの射影とは、表(テーブル)を構成する属性について、特定の属性の列を選び出し、新しい関係を作る演算です。

もっと、「射影」について調べてみよう。

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