平成29年 秋期 応用情報技術者 午前 問60

在庫管理システムを対象とするシステム監査において、当該システムに記録された在庫データの網羅性のチェックポイントとして、適切なものはどれか。

 ア  設定された選定基準に従って、自動的に購入業者を選定していること
 イ  適正在庫高であることを、責任者が承認していること
 ウ  適正在庫量を維持するための発注点に達したときに、自動的に発注していること
 エ  入庫及び出庫記録に対して、自動的に連番を付与していること


答え エ


解説
在庫管理システムにおける記録された在庫データの網羅性のチェックポイントは、全ての在庫品が管理されているかになるので、入庫及び出庫記録に対して、自動的に連番を付与していること(エ)になります。


キーワード
・在庫管理

キーワードの解説
  • 在庫管理
    企業において適正な在庫を持つことは重要であり、在庫に過不足があると以下のような問題がある。
    • 製品在庫が不足すると、品薄になり機会損失が発生する。
    • 原材料の在庫不足により、製造の停止が発生する。
    • 製品在庫が多すぎると、保管料(倉庫代)が発生し、売れ残りを避けるための価格の低下が発生する。(在庫一掃セール)
    • 原材料の在庫が多すぎると、保管料(倉庫代)が発生したり、余分な材料の破棄が行なわれ、調達コストが高くなる。

もっと、「在庫管理」について調べてみよう。

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