UMLを用いて表した図のデータモデルを基にして設計したテーブルのうち、適切なものはどれか。
ここで、“担当委員会ID”と“所属委員会ID”は“委員会ID”を参照する外部キーである。
“役員ID”と“委員ID”は“生徒ID”を参照する外部キーである。
実線の下線は主キー、破線の下線は外部キーを表す。
ア |
委員会(委員会ID, 委員会名)
所属関連(所属委員会ID, 委員ID)
生徒(生徒ID, 氏名, 担当委員会ID) |
イ |
委員会(委員会ID, 委員会名)
役員関連(担当委員会ID, 委員ID)
生徒(生徒ID, 氏名, 所属委員会ID) |
ウ |
委員会(委員会ID, 委員会名, 役員ID)
生徒(生徒ID, 氏名, 所属委員会ID, 担当委員会ID) |
エ |
委員会(委員会ID, 委員会名, 役員ID)
生徒(生徒ID, 氏名, 所属委員会ID) |
答え ア
【解説】
“生徒”と“委員会”で「担当する」では、1対多の関係なので直接結ぶことができるが、「所属する」では多対多の関係なので間に所属の関連を持つ必要があり、それは“所属委員会”と“委員会”を要素として持つので、これをテーブルにすると
委員会(委員会ID, 委員会名)
所属関連(所属委員会ID, 委員ID)
生徒(生徒ID, 氏名, 担当委員会ID)
(ア)になる。
【キーワード】
・外部キー
【キーワードの解説】
- 外部キー
データベースで、2つのテーブルの間で参照関係にあるときに、参照する側のテーブル内の、参照される側の変数のことを外部キーという。
外部キーは、参照する側から適宜アクセスが発生するため、参照される側で削除・修正を行うと整合が取れなくなってしまうため、整合性を保つための処理が考慮されている。
もっと、「外部キー」について調べてみよう。
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