平成29年 秋期 ITサービスマネージャ 午前II 問17

自動生産システムの増強に関する次のディシジョンツリーにおいて、新規にシステムを開発する場合の期待金額価値(EMV)は何億円か。

 ア  14  イ  20  ウ  26  エ  64


答え ア


解説
それぞれの期待金額を求めると、新規システム開発の需要が大きいは
 30億円×60% = 18億円
新規システム開発の需要が大きい小さいは
 -10億円×40% = -4億円
なので、新規システム開発を行った時の期待金額価値(EMV)は
 18億円 - 4億円 =14億円
(ア)です。


キーワード
・期待金額価値

キーワードの解説
  • 期待金額価値(Expected Monetary Value、EMV)
    定量的リスク分析で用いられるリスクレベルの算出方法で、リスクが顕在化したときの影響金額と発生確率の積で求めることができます。
    ここで扱うリスクはプラスのリスクとマイナスのリスクがあり、プラスのリスクは影響金額を正、マイナスのリスクは影響金額を負で表します。

もっと、「期待金額価値」について調べてみよう。

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