プロジェクトで実施する作業の順序設定に関して、次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
成果物を作成する作業を、管理しやすい単位に a によって要素分解し、それらの順序関係を b によって表示する。
|
a |
b |
ア |
WBS |
アローダイアグラム |
イ |
WBS |
パレート図 |
ウ |
ガントチャート |
アローダイアグラム |
エ |
ガントチャート |
パレート図 |
答え ア
【解説】
プロジェクトで実施する作業の順序設定を確認するのは、成果物を作成する作業を、管理しやすい単位にWBSによって要素分解し、それらの順序関係をアローダイアグラムによって表示します。
これを行うことでプロジェクトの所要時間(日数)や、必要な要員数を把握することができます。
【キーワード】
・WBS
・アローダイアグラム
【キーワードの解説】
- WBS(Work Breakdown Structure)
プロジェクトマネジメントで計画をたてるときに、作業を大きな項目からだんだん細かいレベルに分解していって、管理しやすい規模の作業の集合に分解し図にすることです。
各作業を1〜2週間程度のレベルまで分解することで要員の割当てや、進捗の管理が容易になります。
- アローダイアグラム(arrow diagram)
作業と日程の流れを矢印で結ぶことで作業の順序を明示的に表すことができ、日程管理に使われます。
PERT図(Program Evaluation and Review Technique)ともいわれます。
実線は実際の作業が発生する箇所で、点線部分は作業は発生しないが同期を行う必要があることを示します。
新QC七つ道具の一つです。
もっと、「アローダイアグラム」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|