平成29年 春期 ITパスポート 問79

情報セキュリティにおける完全性を維持する対策の例として、最も適切なものはどれか。

 ア  データにデジタル署名を付与する。
 イ  データを暗号化する。
 ウ  ハードウェアを二重化する。
 エ  負荷分散装置を導入する。


答え ア


解説

 ア  データにデジタル署名を付与するのは、完全性を維持する対策です。
 イ  データを暗号化するのは、機密性を維持する対策です。
 ウ  ハードウェアを二重化するのは、可用性を維持する対策です。
 エ  負荷分散装置を導入するのは、可用性を維持する対策です。


キーワード
・機密性
・完全性
・可用性

キーワードの解説
  • 機密性(Confidentiality)
    セキュリティの要件の一つで、機密性とは対象となるデータへ許可された人のみがアクセスできることや、不正なアクセスを検出することです。
  • 完全性(Integrity)
    セキュリティの要件の一つで、完全性とは情報及び処理方法が、正確であること及び完全であることを保護することです。
  • 可用性(Availability)
    セキュリティの要件の一つで、可用性とはシステムが継続して使用できる能力のことです。

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