平成29年 春期 基本情報技術者 午前 問23

顧客に、A〜Zの英大文字26種類を用いた顧客コードを割り当てたい。
現在の顧客総数は8,000人であって、新規顧客が毎年2割ずつ増えていくものとする。
3年後まで顧客全員にコードを割り当てられるようにするための、顧客コードの最も少ない桁数は幾つか。

 ア  3  イ  4  ウ  5  エ  6


答え ア


解説
現在の顧客総数は8,000人であって、新規顧客が毎年2割ずつ増えていくので、3年後の顧客総数は
 8,000×1.23 = 13,824
である。
これに、A〜Zの英大文字26種類を用いた顧客コードを割り当てるには
 261 = 26
 262 = 676
 263 = 17,576
なので、3桁(ア)必要である


キーワード
・順列・組合せ

キーワードの解説
  • 順列・組合せ
    要素の集り(集合)から、いくつかの要素を選び出し、選び出した順番に意味があるのが順列(permutation)。選び出した順番に意味がないのが組合せ(combination)。
    例)A〜Fの文字が書かれた6枚のカードから、任意の2枚のカードを選び、1枚目と2枚目に選んだカードの文字について順列を求める場合は「1枚目がA、2枚目がB」(AB)と「1枚目がB、2枚目がA」(BA)を別に数えるが、組合せを求める場合は「1枚目がA、2枚目がB」(AB)と「1枚目がB、2枚目がA」(BA)は1つとして数える。

もっと、「組合せ」について調べてみよう。

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