分散データベースシステムにおいて、一連のトランザクション処理を行う複数のサイトに更新可能が確定かどうかを問い合わせ、すべてのサイトが確定可能である場合、更新処理を確定する方式はどれか。
ア |
2相コミット |
|
イ |
排他制御 |
ウ |
ロールバック |
|
エ |
ロールフォワード |
答え ア
【解説】
ア |
2相コミット(プロトコル)は、分散データベースシステムにおいて、一連のトランザクション処理を行う複数のサイトに更新可能が確定かどうかを問い合わせ、すべてのサイトが確定可能である場合、更新処理を確定する方式です。 |
イ |
排他制御は、複数のトランザクションが同時に実行されたときに整合性を保つため、アクセス中は他の処理を待たせることです。 |
ウ |
ロールバックは、トランザクションの途中で問題が発生したときにログを使って処理を取り消す(元に戻す)ことです。 |
エ |
ロールフォワードは、障害発生時にログを使って処理したトランザクションの結果を反映させることです。 |
【キーワード】
・分散データベース
【キーワードの解説】
- 分散データベース
ネットワークに接続した複数のデータベースを、一つのデータベースとして使用する技術のことです。
利用者は複数のデータベースを調停するサーバに対しサービスを依頼することでデータベースにアクセスできます。利用者から見てデータベースが一つなのか、複数なのかは意識しません。
分散データベースを使用することで、データベースの負荷を減らすことができます。
もっと、「分散データベース」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|