OSI基本参照モデルのトランスポート層以上が異なるLANシステム相互間でプロトコル変換を行う機器はどれか。
ア |
ゲートウェイ |
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イ |
ブリッジ |
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ウ |
リピータ |
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エ |
ルータ |
答え ア
【解説】
ア |
ゲートウェイは、主にトランスポート層以上での中継を行う装置であり、異なったプロトコル体系のネットワーク間の接続などに用いられます。 |
イ |
ブリッジは、データリンク層での中継を行う装置であり、フレームのフィルタリング機能を持ちます。(スイッチングハブ、L2スイッチ) |
ウ |
リピータは、物理層での中継を行う装置であり、伝送途中で減衰した信号レベルの補正を再生増幅を行います。(ハブ) |
エ |
ルータは、ネットワーク層のプロトコルに基づいてフレームの中継と交換を行う装置であり、フロー制御や最適経路選択などの機能を持ちます。(L3スイッチ) |
【キーワード】
・OSI基本参照モデル
【キーワードの解説】
- OSI基本参照モデル(OSI参照モデル)
ISOが制定した、データ通信のためのネットワークの設計方針により7階層に分割されている。
- 第7層:アプリケーション層
具体的な通信サービス
- 第6層:プレゼンテーション層
データの表現方法
- 第5層:セッション層(セション層)
通信の開始から終了までの手順
- 第4層:トランスポート層
ネットワークの端から端までの通信管理(エラー訂正、再送制御等)
- 第3層:ネットワーク層
通信経路の選択
- 第2層:データリンク層
直接、隣接する装置間のデータの転送
- 第1層:物理層
回線の物理的な仕様
もっと、「OSI基本参照モデル」について調べてみよう。
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