ソフトウェアのレビュー方式の説明のうち、インスペクションはどれか。
ア |
作成者を含めた複数人数の関係者が参加して会議形式で行う。
レビュー対象となる成果物を作成者が説明し、参加者が質問やコメントする。 |
イ |
参加者が順番に司会者やレビュアになる。
司会者の進行によって、レビュア全員が順番にコメントし、全員が発信したら、司会者が交代して次のテーマに移る。 |
ウ |
モデレータが全体のコーディネートを行い、参加者が明確な役割をもってチェックリストなどに基づいたコメントをし、正式な記録を残す。 |
エ |
レビュー対象となる成果物を複数のレビュアに配布又は回覧して、レビュアがコメントをする。 |
答え ウ
【解説】
ア |
作成者を含めた複数人数の関係者が参加して会議形式で行い、レビュー対象となる成果物を作成者が説明し、参加者が質問やコメントするのは、ウォークスルー(walk through)です。 |
イ |
参加者が順番に司会者やレビュアになり、司会者の進行によって、レビュア全員が順番にコメントし、全員が発信したら、司会者が交代して次のテーマに移るのは、ラウンドロビン(round robin)です。 |
ウ |
モデレータが全体のコーディネートを行い、参加者が明確な役割をもってチェックリストなどに基づいたコメントをし、正式な記録を残すのは、インスペクションです。 |
エ |
レビュー対象となる成果物を複数のレビュアに配布又は回覧して、レビュアがコメントをするのは、パスアラウンド(pass around、回覧レビュー)です。 |
【キーワード】
・インスペクション
【キーワードの解説】
- インスペクション(inspection)
ソフトウェア開発の作業工程で作成される仕様書や設計書などの成果物のレビューを、作成者以外のものがインスペクタ、レビューア、記録係、進行役という役割を分担し、目的を明確にして行う方法です。
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