ITサービスをアウトソーシングする際の、システム保守品質・運用品質の低下リスクへの対応策はどれか。
ア |
アウトソーシング後の自社の人材強化計画の提案を、委託先の選定段階で求め、契約書などにも明文化しておく。 |
イ |
サービス費用の妥当性を検証できるように、サービス別の詳細な料金体系を契約書などで明文化しておく。 |
ウ |
サービス品質を示す指標を用い、目標とする品質のレベルを委託先と取り決めた上で、サービス品質の改善活動を進めていく。 |
エ |
システム保守・運用実務などのサービス費用について、査定能力をもつ人材を自社側に確保しておく。 |
答え ウ
【解説】
ア |
アウトソーシング後の自社の人材強化計画の提案を、委託先の選定段階で求め、契約書などにも明文化しておくのは、自社での運用に戻す時の人材不足リスクへの対応策です。 |
イ |
サービス費用の妥当性を検証できるように、サービス別の詳細な料金体系を契約書などで明文化しておくのは、効率性低下のリスクへの対応策です。 |
ウ |
サービス品質を示す指標を用い、目標とする品質のレベルを委託先と取り決めた上で、サービス品質の改善活動を進めていくのは、システム保守品質・運用品質の低下リスクへの対応策です。 |
エ |
システム保守・運用実務などのサービス費用について、査定能力をもつ人材を自社側に確保しておくのは、効率性低下のリスクへの対応策です。 |
【キーワード】
・アウトソーシング
【キーワードの解説】
- アウトソーシング(outsourcing)
自社の得意な分野に経営資源を集中するため、一部の業務を外部に委託することです。
他社と差別化を行いにくいIT分野(情報システム)や、人事、経理、総務などの間接業務を外部に委託します。
オフショアアウトソーシング(offshore outsourcing)は、アウトソーシング先として海外のベンダーを利用することです。
もっと、「アウトソーシング」について調べてみよう。
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