2相ロック方式に従うトランザクションに関する記述のうち、適切なものはどれか。
| ア | デッドロックが発生することはない。 |
| イ | 同一トランザクション内であれば、アンロック後にロックを行うことができる。 |
| ウ | トランザクションが利用するロックは、専有ロックに限られる。 |
| エ | トランザクションの競合直列可能性が保証される。 |
答え エ
【解説】
| ア | 2相ロック方式でも、資源の排他制御を行うため、デッドロックが発生する可能性があります。 |
| イ | 2相ロック方式では、アンロック後に同一トランザクション内でロックを行うことはありません。 |
| ウ | 2相ロック方式で、共有ロックを使用することもできます。 |
| エ | 2相ロック方式では、排他制御により競合するトランザクションを待たせるため、トランザクションの競合直列可能性が保証されます。 |
【キーワード】
・2相ロック方式
- 2相ロック方式
分散データベース環境において、使用するすべてのリソース(資源)をロックする第1フェーズと、操作の終了したリソースのロックを解除する第2フェーズからなる制御方式です。
2相ロック方式では、トランザクション中に一度でもロックの解除を行ったら、それ以降はロックを行いません。
もっと、「2相ロック方式」について調べてみよう。
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