ホットスタンバイ方式を採用したシステム構成の特徴はどれか。
ア |
現用系が故障すると、現用系に対して待機系に手動で切り替える。
正常系には、待機系をバッチジョブに利用できるので、高いシステム稼働率が実現できる。 |
イ |
現用系が故障すると、動作状態にある待機系に自動で迅速に切り替える。
故障が発生したことを利用者に感じさせないような切り替えが実現できる。 |
ウ |
システムを3重に冗長化して並列運転し、それらの処理結果の多数決を取って出力する。
高い信頼性が実現できる。 |
エ |
ネットワークが異なる複数台の現用系マシンのいずれかが故障すると、1台の予備機を立ち上げで、ネットワークや制御を自動的に切り替える。
費用を抑えながら高い可用性が実現できる。 |
答え イ
【解説】
ア |
デュプレックス構成のウォームスタンバイ方式の説明です。 |
イ |
ホットスタンバイ方式の説明です。 |
ウ |
デュアル構成を発展させた三重多数決システムの説明です。 |
エ |
コールドスタンバイ方式の説明です。 |
【キーワード】
・ホットスタンバイ
【キーワードの解説】
- ホットスタンバイ(hot standby)
同じ構成のシステムを2系統用意して、待機系も現用系と常に同じ状態を保っておき、現用系を監視し障害の発生を検出したら、即座に待機系に処理が引き継がれるシステムです。
もっと、「ホットスタンバイ」について調べてみよう。
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