平成30年 秋期 ITパスポート 問42

1対1で情報の伝達を行う必要があるプロジェクトチームにおいて、メンバーが6人から10人に増えた場合、情報の伝達を行うために必要な経路は何倍になるか。

 ア  1.5  イ  2.5  ウ  3  エ  6


答え ウ


解説
6人の中から1対1の2人組が幾つあるかということなので、これは組合せの問題であり、式で表すと6C2であり、これを解くと
 6C2=(6×5)÷(1×2)=15
になる。
同様に10人の場合は10C2であり、これを解くと
 10C2=(10×9)÷(1×2)=45
になるので、6人のときの15の3倍(ウ)である。


キーワード
・順列・組合せ

キーワードの解説
  • 順列・組合せ
    要素の集り(集合)から、いくつかの要素を選び出し、選び出した順番に意味があるのが順列(permutation)。選び出した順番に意味がないのが組合せ(combination)。
    例)A〜Fの文字が書かれた6枚のカードから、任意の2枚のカードを選び、1枚目と2枚目に選んだカードの文字について順列を求める場合は「1枚目がA、2枚目がB」(AB)と「1枚目がB、2枚目がA」(BA)を別に数えるが、組合せを求める場合は「1枚目がA、2枚目がB」(AB)と「1枚目がB、2枚目がA」(BA)は1つとして数える。

もっと、「順列・組合せ」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ