平成30年 秋期 応用情報技術者 午前 問5

符号化方式に関する記述のうち、ハフマン符号はどれか。

 ア  0と1の数字で構成する符号の中で、0又は1の連なりを一つのブロックとし、このブロックに長さを表す符号を割り当てる。
 イ  10進数字の0〜9を4ビット2進数の最初の10個に割り当てる。
 ウ  発生確率がわかっている信号群を符号化したとき、1記号当たりの平均符号長が最小になるように割り当てる。
 エ  連続した波を標本化と量子化によって0と1の数字で構成する符号に割り当てる。


答え ウ


解説

 ア  0と1の数字で構成する符号の中で、0又は1の連なりを一つのブロックとし、このブロックに長さを表す符号を割り当てるのは、ランレングス(run length)法です。
 イ  10進数字の0〜9を4ビット2進数の最初の10個に割り当てるのは、2進化10進数(Binary Code Decimail、BCD)です。
 ウ  発生確率がわかっている信号群を符号化したとき、1記号当たりの平均符号長が最小になるように割り当てのは、ハフマン符号です。
 エ  連続した波を標本化と量子化によって0と1の数字で構成する符号に割り当てるのは、サンプリング(sampling)です。


キーワード
・ハフマン符号

キーワードの解説
  • ハフマン符号(Huffman encoding)
    出現頻度の高い文字に短い符号を割当てることで、データの圧縮を行う手法です。

もっと、「ハフマン符号」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ