取引履歴などのデータとハッシュ値の組みを順次つなげて記録した分散型台帳を、ネットワーク上の多数のコンピュータで同期して保有し、管理することによって、一部の台帳で取引データが改ざんされても、取引データの完全性と可用性が確保されることを特徴とする技術はどれか。
ア |
MAC(Message Authentication Code) |
イ |
XML署名 |
ウ |
ニューラルネットワーク |
エ |
ブロックチェーン |
答え エ
【解説】
ア |
MAC(Message Authentication Code)は、送信者と受信者が同じ鍵を使用する共通鍵暗号方式の暗号暗号アルゴリズムで生成した認証用データです。 |
イ |
XML署名は、署名文書そのものをXMLで記述したXML文書の正当性を保証するためのデジタル署名です。 |
ウ |
ニューラルネットワーク(neural network)は、人間の脳神経系のニューロンの特徴を数理モデル化したものです。 |
エ |
ブロックチェーンは、データとハッシュ値の組みを順次つなげて記録した分散型台帳を、ネットワーク上の多数のコンピュータで同期して保有し、管理することによって、一部の台帳で取引データが改ざんされても、取引データの完全性と可用性が確保されることを特徴とする技術です。 |
【キーワード】
・ブロックチェーン
【キーワードの解説】
- ブロックチェーン(blockchain)
“ブロック”と呼ばれるデータの単位を一定時間ごとに生成し、チェーン(鎖)のように連結していながらデータを保管するデータベースです。
各ブロックには生成したときに付加したタイムスタンプデータと直前のブロックのリンク情報が含まれているため、一度データベース上に登録されると変更(改ざん)することができません。
もっと、「ブロックチェーン」について調べてみよう。
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