平成30年 秋期 情報処理安全確保支援士 午前II 問25

ある企業が、自社が提供するWebサービスの信頼性について、外部監査人による保証を受ける場合において、次の表のA〜Dのうち、ITに係る保証業務の“三当事者”のそれぞれに該当する者の適切な組合せはどれか。

ITに係る保証業務の三当事者
保証業務の実施者 Webシステムのセキュリティに責任を負う者 保証報告書の想定利用者
A Webシステム利用者 外部監査人 当該企業の経営者
B 外部監査人 Webシステム利用者 当該企業の経営者
C 外部監査人 当該企業の経営者 Webシステム利用者
D 当該企業の経営者 外部監査人 Webシステム利用者

 ア  A  イ  B  ウ  C  エ  D


答え ウ


解説
保証業務の実施者は、監査を行う人なので外部監査人になります。
Webシステムの信頼性に責任を負う者、Webサービス提供者の責任者なので、当該企業の経営者になります。
保証報告書の想定利用者は、Webシステムの利用者になります。

ITに係る保証業務の三当事者
保証業務の実施者 Webシステムの信頼性に責任を負う者 保証報告書の想定利用者
C 外部監査人 当該企業の経営者 Webシステム利用者


キーワード
・システム監査

キーワードの解説
  • システム監査
    企業や自治体などの組織体の情報システムを対象とした監査のことで、情報システムの開発、運用、利用の状況を第三者が客観的に点検・評価することです。
    情報システムが複雑になり、また、業務に深くかかわり重要性が高くなっているため、情報システムの信頼性、安全性、効率性が妥当なものかを把握するために行います。

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