個人情報の漏えいリスクに関する対応のうち、リスク回避に該当するものはどれか。
ア |
個人情報の重要性と対策費用を勘案し、あえて対策を取らない。 |
イ |
個人情報の保管場所に外部の者が侵入できないように、入退室をより厳重に管理する。 |
ウ |
個人情報を含む情報資産を外部のデータセンターで保管する。 |
エ |
取得済みの個人情報を消去し、新たな取得を禁止する。 |
答え エ
【解説】
ア |
個人情報の重要性と対策費用を勘案し、あえて対策を取らないのは、リスク受容(保有)です。 |
イ |
個人情報の保管場所に外部の者が侵入できないように、入退室をより厳重に管理するのは、リスク低減です。 |
ウ |
個人情報を含む情報資産を外部のデータセンターで保管するのは、リスク移転です。 |
エ |
取得済みの個人情報を消去し、新たな取得を禁止するのは、リスク回避です。 |
【キーワード】
・リスクマネジメント
【キーワードの解説】
- リスクマネジメント(risk management)
発生(顕在化)する恐れのあるリスクを把握、特定し、そのリスクの発生頻度と影響度から評価を行い、対策を講じることです。
対策には
- 移転:リスクが発生した場合の責任所在を他者に移す。
- 回避:リスクのある事業から撤退する。
- 低減:リスクが発生しても被害が少なくなるような対策を取る。
- 保有:何もせず、発生したリスクを受け入れる。
があります。
もっと、「リスクマネジメント」について調べてみよう。
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