金融庁の“財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(平成23年)”におけるITの統制目標の一つである“信頼性”はどれか。
ア |
情報は、関連する法令や会計基準、社内規則などに合致して処理されること |
イ |
情報が、正当な権限を有する者以外によって利用されないように保護されていること |
ウ |
情報が、組織の意思・意図に沿って承認され、漏れなく正確に記録・処理されること |
エ |
情報が、必要とされるときに利用可能であること |
答え ウ
【解説】
ア |
情報は、関連する法令や会計基準、社内規則などに合致して処理されることは、準拠性です。 |
イ |
情報が、正当な権限を有する者以外によって利用されないように保護されていることは、機密性です。 |
ウ |
情報が、組織の意思・意図に沿って承認され、漏れなく正確に記録・処理されることは、信頼性です。 |
エ |
情報が、必要とされるときに利用可能であることは、可用性です。 |
【キーワード】
・内部統制
【キーワードの解説】
- 内部統制
会社が自らの業務の適正を確保するための体制を構築していくことです。
内部統制には以下の4つの目的があります。
- 業務の有効性・効率性
- 財務報告の信頼性
- 法令遵守
- 資産の保全
また、以下の6つの基本要素があります。
- 統制環境
- リスクの評価と対応
- 統制活動
- 情報と伝達
- モニタリング
- ITへの対応
もっと、「内部統制」について調べてみよう。
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