平成30年 秋期 情報セキュリティマネジメント 午前 問40

合意されたサービス提供影響時間が7:00〜19:00であるシステムにおいて、ある日の16:00にシステム障害が発生し、サービスが停止した。
修理は21:00まで掛かり、当日中にサービスは再開できなかった。
当日のサービスは予定どおり7:00から開始され、サービス提供の時間帯にサービスの計画停止は行っていない。
この日の可用性は何%か。
ここで、可用性は小数点以下を切り捨てるものとする。

 ア  25  イ  60  ウ  64  エ  75


答え エ


解説
合意されたサービス提供影響時間が7:00〜19:00の12時間であるが、システム障害が発生した日は16:00に障害によりサービスが停止しているので、実際にサービスの提供が行われたのは7:00〜16:00の9時間なので、この日の可用性を求めると
 9時間÷12時間=0.75=75%
(エ)になる。(修理が21:00まで掛かっているが、19:00以降はサービス提供が合意されていないので可用性には影響しない。)


キーワード
・SLA

キーワードの解説
  • SLA(Service Level Agreement)
    そもそもは、通信サービス事業者が、利用者にサービスの品質内容を保証する制度のことです。
    通信速度や稼働率(MTBF、MTTR)などの品質条件について、通信事業者と利用者で規定することです。
    また、規定で定めた品質を提供できない場合の、ペナルティ(利用料の減額など)についてについても規定します。

もっと、「SLA」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ