個人情報取扱事業者における個人情報の管理に関する事例a〜dのうち、個人情報保護に関する管理上、適切でないものだけを全て挙げたものはどれか。
a |
営業部門では、許可された者だけが閲覧できるように、顧客リストを施錠管理できるキャビネットに保管している。 |
b |
総務部門では、住所と氏名が記載された社員リストを、管理規定を定めずに社員に配布している。 |
c |
販促部門では、書店で市販されている名簿を購入し、不要となったものは溶解処理している。 |
d |
物流部門では、運送会社に配送作業を委託しており、配送対象とはならない顧客も含む全顧客の住所録を予め預けている。 |
答え ウ
【解説】
a |
営業部門では、許可された者だけが閲覧できるように、顧客リストを施錠管理できるキャビネットに保管しているのは、個人情報の管理として適切です。 |
b |
総務部門では、住所と氏名が記載された社員リストを、管理規定を定めずに社員に配布しているのは、個人情報の管理として不適切です。 |
c |
販促部門では、書店で市販されている名簿を購入し、不要となったものは溶解処理しているのは、個人情報の管理として適切です。 |
d |
物流部門では、運送会社に配送作業を委託しており、配送対象とはならない顧客も含む全顧客の住所録を予め預けているのは、個人情報の管理として不適切です。 |
【キーワード】
・個人情報保護法
【キーワードの解説】
- 個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)
個人情報の取り扱いに関連する法律で情報システムの普及による情報化社会の進展により、膨大な個人情報を容易に保持・管理できるようになり、プライバシーの侵害の不安が増大し制定された。
個人情報を所持して事業に用いている事業者は個人情報取扱事業者とされ、個人情報を漏らした場合や、主務大臣への報告義務等の適切な対処を行わなかった場合は、事業者に対して刑事罰が科される。
もっと、「個人情報保護法」について調べてみよう。
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