平成30年 春期 ITパスポート 問22

受発注や決済などの業務で、ネットワークを利用して企業間でデータをやり取りするものはどれか。

 ア  B to C  イ  CDN  ウ  EDI  エ  SNS


答え ウ


解説

 ア  B to C(Business to Consumer)は、企業と消費者の間で行われる電子商取引のことです。
 イ  CDN(Content Delivery Netowork)は、インターネット上にキャッシュサーバを分散配置して、利用者(エンドユーザー)に最も近い経路にあるキャッシュサーバから画像や動画などのWebコンテンツを、オリジナルのWebサーバに代わって配信する仕組みです。
 ウ  EDIは、ネットワークを利用して企業間でデータをやり取りするものです。
 エ  SNS(Social Networking Service)は、コミュニケーション型のWebシステムのことです。


キーワード
・EDI

キーワードの解説
  • EDI(Electronic Data Interchange)
    電子化されたビジネス情報(注文書、請求書など)を通信回線を利用して、企業間でやり取りすることです。
    経産省の定めた定義では「異なる組織間で、取引のためのメッセージを、通信回線を介して標準的な規約を用いて、コンピュータ間で交換すること」となっています。
    EDIの規格は4つのレベルからなっています。
    • レベル4:取引基本規約
      取引の法的な有効性を確立するための取り決め(契約書)。
    • レベル3:業務運用規約
      業務やシステムの運用に関する取り決め。
    • レベル2:情報表現規約
      やり取りするメッセージをお互いのコンピュータシステムで理解できるようにするための取り決め。
    • レベル1:情報伝達規約
      ネットワーク回線の種類や、伝送手順などの取り決め。

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