平成30年 春期 ITパスポート 問48

プロジェクトマネジメントにおけるWBSの作成に関する記述のうち、適切なものはどれか。

 ア  再開の作業は1人が必ず1日で行える作業まで分解して定義する。
 イ  最小単位の作業を一つずつ積み上げて上位の作業を定義する。
 ウ  成果物を作成するのに必要な作業を分解して定義する。
 エ  一つのプロジェクトではすべて同じ階層の深さに定義する。


答え ウ


解説
WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトマネジメントで計画をたてるときに、作業を大きな項目からだんだん細かいレベルに分解していって、管理しやすい規模の作業の集合に分解し図にすることです。
各作業を1〜2週間程度のレベルまで分解することで要員の割当てや、進捗の管理が容易になります。
分解する作業はトップダウンで行い、管理しやすい大きさの作業になるまで分解を行います。


キーワード
・プロジェクトマネジメント

キーワードの解説
  • プロジェクトマネジメント(project management、プロジェクト管理)
    プロジェクトを成功させて完了することを目指して行われる活動のことです。
    管理する主なものは納期、品質、費用になります。
    プロジェクトマネジメントに必要な知識を体系的にまとめたものとして、PMBOK(Project Management Body of Knowledge、プロジェクトマネジメント知識体系)があり、国際的な標準とされています。

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