平成30年 春期 ITパスポート 問96

先入れ先出し(First-In First-Out、FIFO)処理を行うのに適したキューと呼ばれるデータ構造に対して“8”、“1”、“6”、“3”の順に値を格納してから、取り出しを続けて行った。
2回目の取り出しで得られる値はどれか。

 ア  1  イ  3  ウ  6  エ  8


答え ア


解説
FIFOに値を格納してから取り出すと得られるデータは格納したときと同じ順番になるので、“8”、“1”、“6”、“3”の順に値を格納してから、取り出しを行うと“8”、“1”、“6”、“3”の順で値を得られます。


キーワード
・FIFO

キーワードの解説
  • FIFO(First-In First-Out)
    処理を到着した順序に処理を行っていく方式のことで、先入れ先出し方式とも言う。
    キュー(queue)の動作を表し、最初に入ってきたものを最初に取り出して処理を行う。
    FIFOの逆に最後に入ってきたものを最初に取り出して処理する方式をLIFO(Last-In First-Out)やFILO(First-In Last-Out)と呼ぶ。
    LIFO(FILO)はスタックの動作を表している。

もっと、「FIFO」について調べてみよう。

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