ビッグデータ活用の発展過程を次の4段階に分類した場合、第4段階に該当する活用事例はどれか。
[ビッグデータ活用の発展段階]
第1段階:過去や現在の事実の確認(どうだったのか)
第2段階:過去や現在の状況の解釈(どうしてそうなったのか)
第3段階:将来生じる可能性がる事象の予測(どうなりそうなのか)
第4段階:将来の施策への展開(どうしたらよいのか)
ア |
製品のインターネット接続機能と用いて、販売後の製品から多数の利用者による捜査履歴をビッグデータに蓄積し、機能の使用割合を明らかにする。 |
イ |
多数の利用者による捜査履歴が蓄積されたビッグデータの分析結果を基に、当初、メーカが想定していなかった利用者の誤操作とその原因を見つけ出す。 |
ウ |
ビッグデータを基に、利用者の誤操作の原因と、それによる故障率の増加を推定し、利用者の誤操作を招きにくいユーザインタフェールに改良する。 |
エ |
利用者の誤操作が続いた場合に想定される製品の故障率の増加を、ビッグデータを用いたシミュレーションで推定する。 |
答え ウ
【解説】
ア |
製品のインターネット接続機能と用いて、販売後の製品から多数の利用者による捜査履歴をビッグデータに蓄積し、機能の使用割合を明らかにするのは、第1段階です。 |
イ |
多数の利用者による捜査履歴が蓄積されたビッグデータの分析結果を基に、当初、メーカが想定していなかった利用者の誤操作とその原因を見つけ出すのは、第3段階です。 |
ウ |
ビッグデータを基に、利用者の誤操作の原因と、それによる故障率の増加を推定し、利用者の誤操作を招きにくいユーザインタフェールに改良するのは、第4段階です。 |
エ |
利用者の誤操作が続いた場合に想定される製品の故障率の増加を、ビッグデータを用いたシミュレーションで推定するのは、第2段階です。 |
【キーワード】
・ビッグデータ
【キーワードの解説】
- ビッグデータ(big data)
一般的なデータ管理・処理ソフトウエアで扱うことが困難なほど巨大で複雑なデータの集合のことで、単に量が多いだけでなく、様々な種類・形式が含まれる非構造化データ・非定型的データであり、さらに日々膨大に生成・記録される時系列性・リアルタイム性のあるようなものを指すことが多いです。
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