平成30年 春期 応用情報技術者 午前 問61
共通フレーム2013によれば、システム化構想の立案で作成されるものはどれか。
ア
企業で将来的に必要となる最上位の業務機能と業務組織を表した業務の全体像
イ
業務手順やコンピュータ入出力情報など実現すべき要件
ウ
日次や月次で行う利用者業務やコンピュータ入出力作業の業務手順
エ
必要なハードウェアやソフトウェアを記述した最上位レベルのシステム方式
答え ア
【
解説
】
ア
企業で将来的に必要となる最上位の業務機能と業務組織を表した業務の全体像は、システム化構想の立案で作成します。
イ
業務手順やコンピュータ入出力情報など実現すべき要件は、要件定義で行います。
ウ
日次や月次で行う利用者業務やコンピュータ入出力作業の業務手順は、要件定義で行います。
エ
必要なハードウェアやソフトウェアを記述した最上位レベルのシステム方式は、システム構想で検討します。
【
キーワード
】
・共通フレーム
【
キーワードの解説
】
共通フレーム(software life cycle process - Japan common frame、SLCP-JCF)
ソフトウェア、システム、サービスの構想から開発、運用、保守、廃棄に至るまでのライフサイクルを通じて必要な作業項目、役割などを包括的に定めた共通の枠組みです。
システム開発を委託する際などに、発注側と受注側の間に誤解が生じないように、汎用的な用語や各工程の内容(分類)について統一するために制定されました。
もっと、「共通フレーム」について調べてみよう。
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