テスト担当者が、ソフトウェアを動作させてその動きを学習しながら、自身の経験に基づいて以降のテストを動的に計画して進めるテストの方法はどれか。
ア |
実験計画法 |
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イ |
状態遷移テスト |
ウ |
探索的テスト |
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エ |
モデルベースドテスト |
答え ウ
【解説】
ア |
実験計画法は、効率のよい実験方法を設計し、結果を適切に解析することを目的とする統計学の考え方です。 |
イ |
状態遷移テストは、設計されたイベントと内部状態の組合せを表にまとめた状態遷移表に基づいて、システムが動作することを確認するテスト手法です。 |
ウ |
探索的テストは、テスト担当者が、ソフトウェアを動作させてその動きを学習しながら、自身の経験に基づいて以降のテストを動的に計画して進めるテストの方法です。 |
エ |
モデルベースドテスト(model-besed testing)は、テストケースの一部または全部を評価対象システムのモデル化したものから導出して行うソフトウェアテストの手法です。 |
【キーワード】
・探索的テスト
【キーワードの解説】
- 探索的テスト
試験対象ソフトウェアを動かして得た情報や事前知識を基に、テスト設計とテスト実施を頭の中で順次並行で行うテスト手法です。
探索的テストは、テストケースを書く時間や、不要な結果を記録する時間が省かれるので、時間が短縮され、実装の単純ミスや、ユーザービリティの問題が検出しやすくなる利点があります。
もっと、「探索的テスト」について調べてみよう。
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