図に示すマトリクススイッチにおいて、キーセンスを行うときのポートの機能と動作の組合せとして、適切なものはどれか。
| ポートA | ポートB | 出力ポートの動作 | |
| ア | 出力ポート | 入力ポート | 信号線を1本ずつLOWレベルにする。 |
| イ | 出力ポート | 入力ポート | 全ての信号線を同時にLOWレベルにする。 |
| ウ | 入力ポート | 出力ポート | 信号線を1本ずつLOWレベルにする。 |
| エ | 入力ポート | 出力ポート | 全ての信号線を同時にLOWレベルにする。 |
答え ウ
【解説】
マトリクススイッチでキーセンスを行うときは、はどこのスイッチが押されたかを認識できるようにするため、出力ポートの信号線を1本ずつLOWレベルにします。
出力ポートの信号線を1本ずつLOWにすることで入力ポートから出力ポートに電流が流れるようになり、入力ポート、出力ポートの両方の電流の変化で押されたスイッチを特定します。
ポートAとポートBそれぞれの役割ですが、ポートBにつながっているダイオード(整流回路)からポートBが出力回路であることが分かります。
| ポートA | ポートB | 出力ポートの動作 | |
| ウ | 入力ポート | 出力ポート | 信号線を1本ずつLOWレベルにする。 |
【キーワード】
・マトリクススイッチ
- マトリクススイッチ(matrix switch)
碁盤の目のように配列された電極によるスイッチが並んでおり、操作者がその面の一部を押さえると、上下2層の電極が接触することで電気回路が構成され、縦と横の位置情報を検出する仕組みです。
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