平成30年 春期 情報処理安全確保支援士 午前II 問10

サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)の説明として、適切なものはどれか。

 ア  サイバー攻撃対策に関する情報セキュリティ監査を参加組織間で相互に実施して、監査結果を共有する取組み
 イ  参加組織がもつデータを相互にバックアップして、サイバー攻撃から保護する取組み
 ウ  セキュリティ製品のサイバー攻撃に対する有効性に関する情報を参加組織がとりまとめ、その情報を活用できるように公開する取組み
 エ  標的型サイバー攻撃などに関する情報を参加組織間で共有し、高度なサイバー攻撃対策につなげる取組み


答え エ


解説
サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)は、IPAがサイバー攻撃による被害拡大防止のため、経済産業省の協力のもと、重工、重電等、重要インフラで利用される機器の製造業者を中心に、情報共有と早期対応の場として設立され、全体で11のSIG(Special Interest Group)、228の参加組織による情報共有体制を確立し、サイバー攻撃に関する情報共有の実運用を行っています。


キーワード
・サイバー情報共有イニシアティブ

キーワードの解説
  • サイバー情報共有イニシアティブ(Initiative for Cyber Security Information sharing Partnership of Japan、J-CSIP)
    サイバー攻撃に関する情報共有と早期対応を目的とした官民による組織です。
    全体で11つのSIG(Special Interest Group、類似の産業分野同士が集まったグループ)、228の参加組織による情報共有体制を確立し、サイバー攻撃に関する情報共有の運用を行っています。

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