ネットワーク障害の発生時に、その原因を調べるために、ミラーポート及びLANアナライザを用意して、LANアナライザを使用できるようにしておくときに、留意することはどれか。
ア |
LANアナライザがパケットを破棄してしまうので、測定中は測定対象のコンピュータの利用を制限しておく必要がある。 |
イ |
LANアナライザはネットワークを通過するパケットを表示できるので、盗聴などに悪用されないように注意する必要がある。 |
ウ |
障害発生に備えて、ネットワーク利用者に対してLANアナライザの保管場所と使用方法を周知しておく必要がある。 |
エ |
測定に当たって、LANケーブルを一時的に抜く必要があるので、ネットワーク利用者に対して測定日を知らせておく必要がある。 |
答え イ
【解説】
ア |
LANアナライザがパケットを破棄することはありません。 |
イ |
LANアナライザを使いネットワークを盗聴される恐れがあるため対策を行う必要があります。(例 ハブ物理的に隠す。) |
ウ |
LANアナライザを使用した組織内部の不正を防ぐため、LANアナライザの使用は許可された人(職場)のみにする必要があります。 |
エ |
LANアナライザで測定するときは、LANアナライザをミラーポートに接続することでパケットの取得が行えるので、LANケーブルを抜く必要はなく業務に影響を与えることはありません。 |
【キーワード】
・LANアナライザ
【キーワードの解説】
- LANアナライザ
LAN上を流れるパケットを取得したり、トラフィック量を監視するためのツールです。
ハブ(リピータ・ハブ)では空いているポートに接続すれば、所属するネットワークの通信データを取得することが可能です。
スイッチングハブの場合はミラーポートに接続し、監視したいポートの通信データを取得します。
もっと、「アナライザ」について調べてみよう。
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