平成30年 春期 情報セキュリティマネジメント 午前 問37

複数のシステム間でのデータ連携において、送信側システムで集計した送信データの件数の合計と、受信側システムで集計した受信データの合計を照合して確認するコントロールはどれか。

 ア  アクセスコントロール  イ  エディットバリデーションチェック
 ウ  コントロールトータルチェック  エ  チェックデジット


答え ウ


解説

 ア  アクセスコントロール(access control)とは、利用者に応じてアクセスできる内容(リソース、機能)を事前に設定し、利用者は利用時にユーザー認証などを行い、システムの利用内容を制限することです。
 イ  エディットバリデーションチェック(edit validation check)とは、入力データが正当なデータであるかどうかをチェックすることです。
 ウ  コントロールトータルチェックは、送信側と受信側でデータの件数やデータ量を照合することで、データの欠損がないか確認することです。
 エ  チェックデジット(check digit、チェックデジット)は、検査文字とも呼び、データに検査用の文字(チェックデジット)を付加することでデータの破損や改ざんを検出できるようにしたものです。


キーワード
・コントロールトータルチェック

キーワードの解説
  • コントロールトータルチェック(control total check)
    処理の前後にデータの件数やデータのサイズの合計が一致していることを確認することで、データの破損、欠損、改ざんがないか確認する手法です。

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