平成30年 春期 情報セキュリティマネジメント 午前 問50

製造原価明細書から損益計算書を作成したとき、売上総利益は何千円か。

 ア  150  イ  200  ウ  310  エ  450


答え ア


解説
製造原価明細書の当期総造費用は材料費、労務費、経費の合計なので
 400千円+300千円+200千円=900千円
になります。
そして、当期製品製造原価は当期総造費用に期首仕掛品棚卸高を足して、期末仕掛品棚卸高がを引くと求まるので
 900千円+150千円-250千円=800千円
になります。
これを損益計算書に当てはめて、売上原価は期首製品棚卸高と当期製品製造原価を足したものから期末製品棚卸高を「引いたものなので
 120千円+800千円-70千円=850千円
になり、売上総利益は売上高から売上原価を引いて求めるので
 1,000千円-850千円=150千円
(ア)になります。


キーワード
・売上総利益

キーワードの解説
  • 売上総利益
    売上高から売上原価を差し引いたもので、粗利(あらり)とも呼ばれます。
    売上総利益には販売に伴う人件費や広告宣伝費などが含まれているため、売上総利益からこれらの販売費や一般管理費を引いたものが「営業利益」となります。

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