2019年 秋期 基本情報技術者 午前 問2

8ビットの値の全ビットを反転する操作はどれか。

 ア  16進数表記の00のビット列と排他的論理和をとる。
 イ  16進数表記の00のビット列と論理和をとる。
 ウ  16進数表記のFFのビット列と排他的論理和をとる。
 エ  16進数表記のFFのビット列と論理和をとる。


答え ウ


解説
排他的論理和と論理和の論理を表にまとめると

排他的論理和
x
0 1
y 0 0 1
1 1 0
論理和
x
0 1
y 0 0 1
1 1 1
になるので、ビットを反転する操作は、16進数表記のFFのビット列と排他的論理和をとる(ウ)になる


キーワード
・論理積
・論理和
・排他的論理和

キーワードの解説
  • 論理積(AND)
    論理積とは2つの2進数で両方が1なら結果が1になります。
    すなわち、0 AND 0=0、0 AND 1=0、1 AND 0=0、1 AND 1=1です。
  • 論理和(OR)
    論理和とは2つの2進数でどちらかが1なら結果が1になります。
    すなわち、O OR 0=0、0 OR 1=1、1 OR 0=1、1 OR 1=1です。
  • 排他的論理和(eXclusive OR、XOR)
    2進数の演算で、2つの値が異なるとき1に、同じとき0になります。
    0 XOR 0=0、0 XOR 1=1、1 XOR 0=1、1 XOR 1=0

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