2019年 秋期 基本情報技術者 午前 問19

バックアップ方式を説明のうち、増分バックアップはどれか。
ここで、最初のバックアップでは、全てのファイルのバックアップを取得し、OSが管理しているファイル更新を示す情報はリセットされるものとする。

 ア  最初のバックアップの後、ファイル更新を示す情報があるファイルだけをバックアップし、ファイル更新を示す情報は変更しないでそのまま残しておく。
 イ  最初のバックアップの後、ファイル更新を示す情報にかかわらず、全てのファイルをバックアップし、ファイル更新を示す情報はリセットする。
 ウ  直前に行ったバックアップの後、ファイル更新を示す情報があるファイルだけをバックアップし、ファイル更新を示す情報はリセットする。
 エ  直前に行ったバックアップの後、ファイル更新を示す情報にかかわらず、全てのファイルをバックアップし、ファイル更新を示す情報は変更しないでそのまま残しておく。


答え ウ


解説
増分バックアップは、直前に行ったバックアップから更新されたファイルのバックアップを行う方法で、バックアップをファイルの更新情報をリセットするので、直前に行ったバックアップの後、ファイル更新を示す情報があるファイルだけをバックアップし、ファイル更新を示す情報はリセットする(ウ)になる。


キーワード
・バックアップ

キーワードの解説
  • バックアップ(backup)
    データの複製をあらかじめ用意しておいて、問題が起きたときにデータの復旧ができるように備えておくことです。
    オリジナルデータの完全な複製を作成するフルバックアップと、フルバックアップからの変更箇所のみの複製を作成する差分バックアップや増加したデータのみの複製を作成する増加バックアップがあります。
    バックアップを行うときはデータの整合性を保つためシステムを停止する必要があり、時間のかかるフルバックアップと短時間ですむ差分バックアップや増加バックアップを組み合わせた方法が使われることが多い。

もっと、「バックアップ」について調べてみよう。

戻る 一覧へ 次へ