2019年 秋期 基本情報技術者 午前 問47

エラー埋込法において、埋め込まれたエラー数をS 、埋め込まれたエラーのうち発見されたエラー数をm 、埋め込まれたエラーを含まないテスト開始前の潜在エラー数をT 、発見された総エラー数をn としたとき、S T m n 、の関係を表す式はどれか。

 ア  イ
 ウ  エ


答え ア


解説
発見された総エラー数をn 、埋め込まれたエラーのうち発見されたエラー数をm から、発見された潜在的なエラー数は
 n - m
であり、埋め込まれたエラー数S と埋め込まれたエラーを含まないテスト開始前の潜在エラー数をT の比率と、埋め込まれたエラーのうち発見されたエラー数m と発見された潜在的なエラー数n - m の比率は同じになるので
 S :T = m :n - m
 S ×(n - m )= T ×m
 
(ア)になる。


キーワード
・エラー埋込み法

キーワードの解説
  • エラー埋込み法
    ソフトウェアのテストを行うときに、開発者が故意にソフトウェアにエラー(バグ)を埋込み、第三者によるテストを行ない、発見したエラーのうち埋込んだエラーが幾つあるかで、プログラム中に残っているエラーの数を推定する方法
    埋込んだエラーをすべて発見することで、テスト終了の判断を行います。
    エラーの埋込みを厳密に行わないと、品質に問題が残ります。

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