2019年 秋期 応用情報技術者 午前 問12

SDメモリカードの上位規格の一つであるSDXCの特徴として、適切なものはどれか。

 ア  GPS、カメラ、無線LANアダプタなどの周辺機器をハードウェアとしてカードに搭載している。
 イ  SDメモリカードの4分の1以下の小型サイズで、最大32Gバイトの容量をもつ。
 ウ  著作権保護技術としてAACSを採用し、従来のSDメモリカードよりもセキュリティが強化された。
 エ  ファイルシステムにexFATを採用し、最大2Tバイトの容量に対応できる。


答え エ


SDメモリカードはデジタルカメラの高画素化や動画撮影機能の登場により容量の大きいものが求められ、ファイルフォーマットとしてFAT32に対応し最大32Gバイトまで可能になったSDHC(SD High Capacity)が策定されました。
さらに、大容量化が求めらて登場したのがSDXC(SD eXtended Capacity)で、ファイルフォーマットexFATを採用し最大2Tバイトの容量になっています。
なお、exFATはFAT32を拡張した規格なのでexFATに対応した機器でFAT32のカード(SDHC)を使用することは可能ですが、FAT32に対応した機器でexFATのカード(SDXC)を使うことはできません。


キーワード
・SDメモリカード

キーワードの解説
  • SDメモリカード
    フラッシュメモリを使用したメモリカードで、SDカードとも呼ばれていて、デジタルカメラ、携帯電話などの携帯機器やテレビなどの家電機器まで幅広く利用されています。
    ファイルフォーマットはFAT16が採用され、最大容量は2Gバイトになっています。
    大きさは24mm×32mm×2.1mmで、サイズが小さいminiSDカード(20mm×21.5mm×1.4mm)、microSDカード(11mm×15mm×1mm)があります。

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