2019年 秋期 応用情報技術者 午前 問14

キャパシティプランニングの目的の一つに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

 ア  応答時間に最も影響があるボトルネックだけに着目して、適切な変更を行うことによって、そのボトルネックの影響を低減又は排除することである。
 イ  システムの現在の応答時間を調査し、長期的に監視することによって、将来を含めて応答時間を維持することである。
 ウ  ソフトウェアとハードウェアをチューニングして、現状の処理能力を最大限に引き出して、スループットを向上されることである。
 エ  パフォーマンスの問題はリソースの過剰使用によって発生するので、特定のリソースの有効利用を向上させることである。


答え イ


解説
キャパシティプランニングの目的は

  • 予測可能な、一貫したパフォーマンスを実現するため
  • スケーラビリティ特性を特定するため
  • 現在のキャパシティを確認するため
  • 要求の増加をサポートするために必要な追加のハードウェアを見積るため
があります。


キーワード
・キャパシティプランニング

キーワードの解説
  • キャパシティプランニング(capacity planning)
    計画中、開発中、稼働中のITシステムに求められるサービスの需要やサービスレベルからシステムリソースの処理能力などを見積もり、最適なシステム構成を計画することです。

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