2019年 秋期 応用情報技術者 午前 問69

CRMを説明したものはどれか。

 ア  卸売業者・メーカーが、小売店の経営活動を支援してその売上と利益を伸ばすことによって、自社の取引拡大につなげる方法である。
 イ  企業全体の経営資源を有効かつ総合的に計画して管理し、経営の高効率化を図るための手法である。
 ウ  企業内のすべての顧客チャネルで情報を共有し、サービスのレベルを引き上げて顧客満足度を高め、顧客ロイヤリティの最大化に結び付ける考え方である。
 エ  生産、在庫、購買、販売、物流などの全ての情報をリアルタイムに交換することによって、サプライチェーン全体の効率を大幅に向上させる経営手法である。


答え ウ


解説

 ア  リテールサポートの説明です。
 イ  ERP(Enterprise Resource Planning、企業資源計画)の説明です。
 ウ  CRMの説明です。
 エ  サプライチェーンマネジメント(Supply Chain Management、SCM)の説明です。


キーワード
・CRM

キーワードの解説
  • CRM(Customer Relationship Management、顧客関係管理)
    顧客満足度を向上させるために、顧客とのやり取りを全社で共有し、効率的な営業活動を行なうことを目的とします。
    基本的な考え方は、お得意様を大事にするというものなので、江戸時代やそれ以前から行われています。が、大消費時代になり、疎かになったのですが、また、見直されてきています。

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