2019年 秋期 ネットワークスペシャリスト 午前II 問6

IPv4のアドレス割当てを行う際に、クラスA〜Cといった区分にとらわれずに、ネットワークアドレス部とホストアドレス部を任意のブロック単位に区切り、IPアドレスを無駄なく効率的に割り当てる方式はどれか。

 ア  CIDR  イ  DHCP  ウ  DNS  エ  NAPT


答え ア


解説

 ア  CIDRは、IPアドレス割当てを行う際に、クラスA〜Cといった区分にとらわれずに、ネットワークアドレス部とホストアドレス部を任意のブロック単位に区切り、IPアドレスを無駄なく効率的に割り当てる方式です。
 イ  DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、ネットワークに接続するための情報を割り当てるためのプロトコルです。
 ウ  DNS(Domain Name System)は、ホスト名(ドメイン名)からIPアドレスを調べるための仕組みです。
 エ  NAPT(Network Address Port Translation、IPマスカレード)は、複数のプライベートIPアドレスの付与された機器を、1つのグローバルIPアドレスを使用して、インターネットに接続するために、IPアドレスとポート番号を用いてプライベートIPアドレスからグローバルIPアドレスへの変換を行なう機能です。


キーワード
・CIDR

キーワードの解説
  • CIDR(Classless Inter-Domain Routing)
    IPアドレスの割当てを、従来のようなクラスA〜Cという8ビット単位ではなく、必要な量を割り当てることでIPアドレスの不足に対応する方法です。

もっと、「CIDR」について調べてみよう。

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