データが昇順に並ぶようにリストへデータを挿入するサブルーチンを作成した。
このサブルーチンのテストに用いるデータの組合せとして、網羅性の観点から適切なものはどれか。
ここで、データは左側から順にサブルーチンへ入力する。
| ア | 1, 3, 2, 4 | イ | 3, 1, 4, 2 | |
| ウ | 3, 4, 2, 1 | エ | 4, 3, 2, 1 |
答え イ
【解説】
この問題の場合、テストの網羅性の高いデータは
- 空のリストに追加するデータ
- 空でないリストの先頭に追加するデータ
- 空でないリストの最後に追加するデータ
- 空でないリストの途中に追加するデータ
問題の選択肢の中でこれを満足するのは、イになります。
イの場合、1番目の3は空のリスト、2番目の1は空でないリストの先頭、3番目の4は空でないリストの最後、4番目の2は空でないリストの途中に追加になります。
【キーワード】
・テスト網羅性
- テスト網羅性(テストカバレージ)
ソフトウェアの動作確認を行う場合、ソフトウェア内の条件文に対し色々な場合でテストを行うことは非常に重要になります。ただ、ソフトウェアの規模が大きくなって、処理が複雑化するとすべての条件文をテストすることがm時間的な制限などから難しくなります。
そのため、テストを行うときに条件文についてどういった内容で行うかは、プロジェクトとして整合すべき内容になります。
もっと、「テスト網羅性」について調べてみよう。
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