2019年 秋期 システムアーキテクト 午前II 問13

アジャイル開発手法の一つであるスクラムを適用したソフトウェア開発プロジェクトにおいて、KPT手法を用いてレトロスペクティブを行った。
KPTにおける三つの視点の組みはどれか。

 ア  Kaizen、Persona、Try  イ  Keep、Problem、Try
 ウ  Knowledge、Persona、Test  エ  Knowledge、Practice、Team


答え イ


解説
アジャイル開発のレトロスペクティブ(retrospective)は、それまでの活動を振り返ることで、開発チームを成長させるためにも重要な活動になります。 この活動にはいくつかの種類があり、その中にKPT法があります。 KPT法は“継続”(Keep)、“問題点”(Problem)、“挑戦”(Try)の3つの視点で整理するフレームワークのことで、具体的に

  • “継続”(Keep):今後も続けていく作業の洗い出し
  • “問題点”(Problem):問題があるのでやめることの洗い出し
  • “挑戦”(Try):問題があるのでやめることの代わりの検討、今後、新たに試したいこと
を行います。


キーワード
・スクラム

キーワードの解説
  • スクラム
    アジャイル開発手法の1つで、スクラムは“柔軟かつ全人的なプロダクト開発ストラテジであり、共通のゴールに到達するため、開発チームが一体となって働くこと”とされています。

もっと、「スクラム」について調べてみよう。

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