2019年 秋期 システムアーキテクト 午前II 問17

ディープラーニングに該当するものはどれか。

 ア  従来の集合教育に、eラーニングや動画配信などのICT技術を活用した教育を組み合わせて、より深い理解を狙う。
 イ  深層心理学の理論をコンピュータ上のプログラムに実装して、人の行動性分析や性格診断を行う。
 ウ  多次元データベースにおけるデータ分析の過程で、集計結果を下位レベルに掘り下げてデータ内容を確認し、さらに精緻な分析を行う。
 エ  多層構造のニューラルネットワークにおいて、大量のデータを入力することによって、各層での学習を繰り返し、推論や判断を実施する。


答え エ


解説
ディープラーニング(深層学習)は、コンピュータによる機械学習で、人間の脳神経回路を模したニューラルネットワークを多層的にすることで、コンピュータ自らがデータに含まれる潜在的な特徴をとらえ、より正確で効率的な判断を実現させる技術や手法です。
音声認識と自然言語処理を組み合わせた音声アシスタントや画像認識など、パターン認識の分野で実用化されています。


キーワード
・ディープラーニング

キーワードの解説
  • ディープラーニング(deep learning)
    システムがデータの特徴を学習して事象の認識や分類を行う“機械学習”の手法です。
    データの特徴をより深いレベルで学習し、非常に高い精度で特徴を認識できるため、画像や音声の認識などの分野での活用が期待されています。

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