ホストコンピュータとそれを使用するための2台の端末を接続したシステムがある。 ホストコンピュータの故障率をa 、端末の故障率をb とするとき、このシステムが故障によって使えなくなる確率はどれか。 ここで、端末は1台以上が稼働していればよく、通信回線など他の部分の故障は発生しないものとする。
答え ア
【解説】 ホストコンピュータの故障率をa なので、稼働率は“1 - a ”である。 端末の故障率をb で端末は2台中1台が稼働していればいいので、稼働率は“1 - b2”になる。 したがって、このシステムの稼働率は“(1 - a )(1 - b2)”であり、故障率はこれを1から引けばいいので“1 - (1 - a )(1 - b2)”(ア)になる。
【キーワード】 ・稼働率の計算
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